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史上初、日本車シェアがビッグ3抜く 7月の米新車販売

「asahi.com」 から2008年8月3日

自動車大手が1日発表した7月の米国での新車販売で、日本メーカー8社の合計シェアが、米大手3社「ビッグ3」の合計シェア(欧州ブランド車などを除く)を史上初めて上回った。ガソリン代の高騰などで、ビッグ3が得意とする大型車の消費者離れが進み、燃費の良さが定評の日本車が世界最大の市場で「首位」に浮上した。

  米調査会社オートデータによると、7月の新車販売台数は、日本車が計48万8226台で、ビッグ3合計の48万5289台をわずかに上回った。日本車のシェアは計43.0%と史上最高を記録。一方のビッグ3は42.7%と過去最低に落ち込んだ。

  日産自動車を除く日米のメーカー全社が前年同月(営業日数の違いを勘案して比較)よりも販売台数を減らし、米市場全体の販売台数は前年同月比19.9%減と大幅に落ち込んだ。大型車の比率が高いビッグ3が同28.8%減だったのに対し、日本車は同12.2%減にとどまったため、シェアが逆転した。

  メーカー別でみても、米大手のゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラーがともに同30%超の販売減となるなど不振が際立った。これまで米国市場で人気が高かったピックアップトラックやスポーツ用多目的車(SUV)などの販売不振が響いている。GMのシェアは20.4%で、2位のトヨタ自動車が17.4%まで迫っている。

  ビッグ3の合計シェアは98年まで70%を超え、20%台前半だった日本車を大きく上回っていた。だが、日本メーカーのブランドが浸透するにつれて徐々に差は縮まり、04年には初めてビッグ3が60%を割り込み、日本勢は30%台に乗せた。その後、空前の原油高で大型車離れが深刻化し、ビッグ3は07年7月に初めて月間で50%を割り込んだ。今年3月以降は5カ月連続で40%台にとどまり、シェアの落ち方も激しくなっている。