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2008年8月15日21時8分
【バンコク=柴田直治】バンコクに長期滞在している岐阜県出身の男性(33)が今月5日、自宅アパートから行方不明になり、その後、預金が名古屋などで引き出されていることが分かった。タイ警察は事件に巻き込まれた疑いが強いとみて捜査している。
同警察がアパートの防犯カメラの映像を調べたところ、男性は5日午前に外出。約40分後、不審な男が手袋をはめて鍵をあけて部屋に入り、約15分後に外に出ていた。
調べによると、部屋は荒らされ、パソコンなどがなくなっていた。7日、中部アユタヤ近郊のガソリンスタンドのゴミ箱から男性の腕時計や服、部屋の鍵が見つかった。
5日、男性の銀行口座から、アパート近くと中心部の現金自動出入機(ATM)を使って計4万バーツ(1バーツ=約3.3円)が引き出されていた。さらに7日から10日にかけ名古屋市内で4回にわたり計約20万バーツ相当の日本円が引き出されたが、男性が出国した記録は残っていない。
一方、バンコクの北東約200キロにあるナコンラチャシマ県カオヤイ国立公園で9日、日本人とみられる男性の遺体が見つかった。道路から約5メートル離れたがけに全裸で放置され、バナナの葉がかけられていた。警察がDNAや歯型を調べている。
男性は10年ほど前からバンコクに滞在、フリーライターや株取引などで生計を立てていたという。ブログは5日以降、更新されていない。