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イージス艦事故から半年、「清徳丸」遺族を支える激励の手紙

2008年8月19日03時05分  読売新聞から

海上自衛隊のイージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」(千葉県勝浦市)の衝突事故は、19日で発生から半年を迎える。

 犠牲となった清徳丸船主の吉清(きちせい)治夫さん(当時58歳)と長男哲大(てつひろ)さん(同23歳)の遺族には、全国から100通以上の励ましの便りが寄せられ、心の支えとなっている。

 「ご無事を心からお祈りします」「つらい時間を過ごされていると思いますが、お体をお大事に」――。

 届けられた手紙やはがきは、ほとんどが見ず知らずの人からで、匿名のものも多い。千羽鶴や、「2人がかえってくる」との願いを込めたカエルの人形もあり、遺族は「2人の元に届くように」と海に流したという。

 事故後、吉清さん方には、「税金を使って捜索するな」といった心ない電話が相次ぎ、最近まで無言電話が続くなど、遺族の沈む気持ちに追い打ちをかけた。

 そうした中での便りは、遺族にはより温かく感じられ、吉清さん方の居間に大切に保管されている。治夫さんの兄、高志さん(60)は「2人のことが頭から離れることのない半年だった。つらい時に励ましてくれた人に心から感謝したい」と話している。