|
スポンサーにご協力をお願い致します。 |
経済産業省と環境省は、希少金属(レアメタル)を多く含む使用済みの小型電子機器の回収強化に乗り出す。
事業者が自主的に回収している携帯電話に加え、携帯型音楽プレーヤーやゲーム機、デジタルカメラなどに範囲を広げ、価格高騰が続くレアメタルの安定確保につなげる。
小型電子機器には金、銀のほか、コバルトやパラジウムなどのレアメタルが使われている。こうしたレアメタルを含む情報技術(IT)機器などは「都市鉱山」と呼ばれ、回収・再資源化の必要性が指摘されている。
両省は2009年度予算の概算要求に計約3億円を盛り込み、連携して効率的な再資源化の仕組みを作る。09年度からモデル地域を数か所選び、回収の実証実験を行い、資源ゴミとして自治体が回収する方法や、販売店の前に回収箱を設置する方法などを試し、最も回収率の高い方法を探る。
また、製品ごとに含まれるレアメタルの種類や量の分析も行う。電子機器から無駄なくレアメタルを取り出す技術開発にも取り組む予定だ。
現在のところ、携帯電話以外の機器は廃棄物として焼却したり埋め立て処分されたりするケースが大半だ。携帯電話会社が内部のレアメタルを再利用している携帯電話でも、回収率は13%にとどまっている。