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楼主 |
发表于 2013-5-11 09:01:50
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悩み深い無精子症 円形細胞出産例 朗報も対象は限定的
13-5月11日(土)7時55分配信
円形精子細胞の顕微授精(写真:産経新聞)
無精子症の男性の3割が持つという精子の前段階の細胞「円形精子細胞」による出産例が10日、国内で初めて報告された。男性の100人に1人は無精子症とされ、悩む男性は多い。
【フォト】 最先端の男性不妊治療!精巣から精子を取り出す
関東地方の男性会社員(49)は、結婚して3年目に無精子症と診断された。「目の前が真っ暗に感じた。性別が男性であるだけで、生物的に雄としての機能を持たない人間、つまり男性失格者ではないかと感じた」と振り返る。「(妻には)離婚されてもおかしくないし、通常妊娠が可能な男性と再婚してほしいと願った」とも話した。
夫婦で話し合い、第三者の精子提供を受ける非配偶者間人工授精(AID)を選んだ。「生物学的つながりがなくても、妻の遺伝子を半分持って生まれてくる子供を、将来愛することができる自信があった」からだ。AIDで子供を授かったが、妻の両親には詳しい事情は話せていない。
こうした無精子症の患者にとって、円形精子細胞からの出産例は朗報だ。しかし、円形精子細胞自体がない患者も多く、今回の治療が適用できる対象は限られる。AIDを選んだ家族への支援についても考えていく必要がある。
■追いつかぬルール作り
人工授精など不妊の治療として行われる生殖補助医療の技術は日進月歩だ。卵子と精子を体外に取り出して受精させる「体外受精」が日本で初めて行われたのは昭和58年。それから30年で、体外受精は不妊治療の選択肢の一つとなった。
日本産科婦人科学会の集計では、平成22年に行われた体外受精は延べ24万2161件で、2万8945人の新生児が生まれた。新生児100人中、2・7人は体外受精で生まれた計算になる。一方、精子がない男性や卵巣の病気などで妊娠が難しい女性は、近親者や第三者から精子や卵子の提供を受けることもある。第三者の精子提供を行う精子バンクがあるほか、今年1月には、病気で子供が持てない女性に卵子を提供する国内初の卵子バンクも設立された。
ただ、第三者から精子や卵子の提供を受けて行われる生殖補助医療には、生まれた子供の「遺伝上の親を知る権利」をどう確保するかなど課題も多い。厚生労働省の審議会は15年、法整備などの必要性を指摘したが、ルール作りは進んでいない。子供への支援体制をどうするかなどの課題も残されたままだ。
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