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イタリアで自閉症男性、日滋賀の澤田真一さん陶芸出展

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发表于 2013-6-1 14:06:41 | 只看该作者 回帖奖励 |倒序浏览 |阅读模式
イタリア(意大利) ベネチア・ビエンナーレ:自閉症男性、滋賀の澤田真一さん出展 緻密な陶芸作品、自然体で

毎日新聞 2013年05月30日 大阪夕刊



黙々と作業する澤田真一さん=高田真澄さん撮影



ベネチア・ビエンナーレに出品される澤田真一さんの作品=高田真澄さん撮影

 イタリア・ベネチアで6月開幕する世界最大の国際美術展「第55回ベネチア・ビエンナーレ」に、滋賀県草津市在住の澤田真一さん(31)が陶芸作品を出品する。100年以上の歴史を誇り、世界的に注目される展覧会で、出展作家に選ばれただけでも一流のアーティストと評価された証しだ。澤田さんは自閉症と知的障害を抱え、ほとんど言葉を話さない。家族は「障害に関係なく、真ちゃんが評価されたことがうれしい」と喜ぶ。

 動物や仮面、トーテムポールのような形をした作品は全て、細かいトゲのような突起に覆われているのが特徴。フランス語で「生(き)のままの芸術」を意味する「アール・ブリュット」に分類される。既存の文化や美術教育に影響されていない芸術のことで、評価や利益を求めず、内面をただ表現しているのが特徴とされる。

 同県栗東市の山間の窯に隣接した小屋で1人、無言で作陶に打ち込む。粘土を成形する、少女のように細い指先は一切迷いがない。テンポ良く、素早く、小さなトゲを整然と並べる。制作時間は、大きさによって1〜2日。午前10時〜午後4時の作業時間ぴったりで仕上げる。出来上がると小さくほほ笑む。次の瞬間には帰宅の準備を始め、二度と関心を示さない。窯焼きは、陶芸を指導する池谷正晴さん(80)の作業だ。

 澤田さんが陶芸に出会ったのは2001年。通所する栗東市の「栗東なかよし作業所」の運営団体が、窯と作業小屋を建てたことがきっかけ。制作を始めると、力強く独創的な作品が関係者の目に留まり、08年にはスイスでの展覧会で高い評価を得た。10年にパリで開かれた「アール・ブリュット・ジャポネ展」にも出展。今回のベネチア・ビエンナーレでは、「国際企画展」部門の総合ディレクターに認められ、37カ国150人以上のアーティストの一人として参加が決まった。

 澤田さんの作品について、日本自閉症協会の石井哲夫顧問は「障害という特性がもたらした芸術ととらえるべきだ」とし、父正己さん(64)は「正直、私には何を訴えているかは分からない。ただ、だからこそ見た人がひかれるのかもしれない」と話す。

 池谷さんは「一流の職人の『仕事』のようだ。頭の中にある独自の法則に従って制作している。その法則は西洋の建築様式に似ていて、緻密で複雑。だから海外で評価されたのでは」と語る。

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 楼主| 发表于 2013-6-23 12:10:15 | 只看该作者
現代美術を問う 自閉症の陶芸家 作品に根源的な力

2013.6.20 06:58



ベネチア・ビエンナーレに作品が出品された沢田真一さん =滋賀県栗東市

 イタリア・ベネチアで開かれている第55回ベネチア・ビエンナーレ国際美術展。今回の企画展示部門では、正規の美術教育を受けていない作家による「アール・ブリュット」と呼ばれる作品が数多く展示されている。日本から出品した滋賀県草津市に住む自閉症の陶芸家、沢田真一さん(31)もその一人。なぜ今、注目されているのだろうか。

 アール・ブリュットとはフランス語で「生のままの芸術」を意味し、技巧や流行にとらわれない自由な表現による芸術を指す。英語では「アウトサイダーアート」と呼ばれており、日本では障害者による芸術と捉えられることも多い。

 沢田さんの作品は、架空の動物か怪獣のように見える。表面に無数の小さなとげがあるのが特徴で、それが何とも言えない味わいのある表情を醸し出す。

 滋賀県栗東市の山間部にある作業小屋。ラジオの大きな音が響く中、沢田さんが細い指で黙々と粘土を転がし、とげの部分をつくる。迷いなく並べていくと、作品の表面に模様が浮かび上がる。「まるで設計図があるよう」と話すのは、長年、制作を見守ってきた陶芸指導専門員の池谷正晴さん(80)。
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 楼主| 发表于 2013-6-23 12:10:54 | 只看该作者
現代美術を問う 自閉症の陶芸家 作品に根源的な力 2

 沢田さんが陶芸と出合ったのは平成13年、特別支援学校を卒業した後に通い始めた社会福祉法人「なかよし福祉会」の作業所。当初から手先が器用で、「刺し子」の細かな糸目に驚いた職員が陶芸を勧めた。作品は海外でも注目され、スイスの専門美術館に収蔵。パリで開催された展覧会でも話題になり、作品は現在も欧州を巡回している。

 アール・ブリュットが注目される背景には、現代美術が「美術界のための美術」になり、一般の人の関心と懸け離れている現状がある。東京国立近代美術館の保坂健二朗主任研究員は「沢田さんの作品は人間がものをつくるときの根源的な力がある。創作の衝動や、誰のための美術なのかという問いをもう一度考えるためにも、芸術の原点を感じさせる作品が求められている」と指摘する。

 ベネチア・ビエンナーレのマッシミリアーノ・ジオーニ総合ディレクターは「誰がインサイダーで、誰がアウトサイダーなのか。それを決めるのは一体誰なのか。今回の展覧会は、そのことを私たち自身に問うものだ」と話している。

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