注册 找回密码
搜索
查看: 3362|回复: 6
打印 上一主题 下一主题

かっぽう着美女が世界を驚かせる万能細胞 日本小保方晴子

[复制链接]
跳转到指定楼层
1#
发表于 2014-1-31 18:26:15 | 只看该作者 回帖奖励 |倒序浏览 |阅读模式
かっぽう着美女が世界を驚かせる万能細胞



かっぽう着で実験を行う理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー(共同)

 ムーミングッズがあふれるピンク色の研究室に、白いかっぽう着。一風変わった30歳の日本人女性研究者が、世界の細胞生物学会に衝撃を与えた。理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の小保方(おぼかた)晴子研究ユニットリーダーらが、さまざまな細胞になる能力を持つ万能細胞「STAP(スタップ)細胞」を簡単に作製することに成功し、14-1-30日付の英科学誌「ネイチャー」に発表した。ノーベル医学生理学賞を受賞した山中伸弥京都大教授(51)のiPS細胞より簡単に作れ、応用に期待が高まっている。

 「あなたは過去何百年にわたる細胞生物学の歴史を愚弄している」。小保方さんの最初の投稿の後、ネイチャー誌からはそんな手紙が届いたという。

 米ハーバード大留学中の08年だった。万能細胞のヒントをつかんだが、周りの研究者も「きっと間違いだ」と首をかしげ、共同研究者すら見つからなかった。当時まだ20代半ば。つぶらな瞳の小保方さんは「誰も信じてくれなかったことが何より大変だった。泣き明かした夜も数知れない」と振り返った。それでも「今日1日だけ頑張ろうかな」と実験を続けること5年。2度目の投稿を、ネイチャー誌はトップ記事で掲載した。

 英ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンのクリス・メイソン教授は、ネイチャー誌に「山中伸弥氏は4つの遺伝子でiPS細胞を作ったが、STAP細胞は一時的に酸性溶液にひたして培養するだけ。どれだけ簡単になるんだ」とコメント。米ピッツバーグ大の研究者はNBCテレビに「成果は衝撃的で強力な可能性を秘めている」と評価した。

 実験の際の勝負服は白衣ではなく、かっぽう着だ。祖母からプレゼントされたといい「おばあちゃんに応援されているような気がするから」着ているのだという。研究室も白い壁ではなく、ピンクやレモンイエローなどのパステル系の色が基調となっている。ムーミンやスナフキンなどのステッカーが張ってあり、ムーミングッズがあちこちに置いてある。

 ペットはスッポン。「この子が来てから実験が軌道に乗ったので幸運の亀なんです」。休みの日も研究室にいて、「お風呂の時もデートでも四六時中研究のことを考えていた」という研究の虫。スッポンは自宅ではなく、滞在時間の長い研究室の水槽で飼っている。

 千葉県松戸市生まれ。高校時代に見た科学雑誌で、再生医療に強い興味を持った。早大では応用化学を専攻し、東京湾の微生物を研究していた。しかし、大学院進学の前、指導教官から「本当は何がやりたい。今ならまだ専攻を替えられる」と言われ、再生医療の道を選んだ。

 「数十年後とか、100年後の人類社会への貢献を意識して研究を進めたい」。人や動物の細胞からSTAP細胞を作る研究もすでに始めているという。再生医療の分野で革新的な一歩を踏み出した。地道な研究を続けてきた小保方さんが、細胞研究のニューヒロインに躍り出た。

 ◆小保方晴子(おぼかた・はるこ)1983年(昭58)9月25日生まれ。千葉県松戸市出身。06年早稲田大先進理工学部応用化学科卒。11年に博士号を取得。08~11年まで米ハーバード大医学部に留学。同大博士研究員と理研客員研究員を兼任。13年から現職。

 ◆STAP細胞 さまざまな組織や細胞になる能力を持つ「万能細胞」を新たな手法で作ることに、理化学研究所発生・再生科学総合研究センターのチームがマウスを使って成功。体細胞を弱い酸性の溶液に入れることで刺激を与えて作る世界初の手法。「刺激惹起(じゃっき)性多能性獲得」の英語の頭文字からSTAP(スタップ)細胞と命名した。移植の際の安全性も高いとみられる。人の細胞で作れれば再生医療への応用が期待される。弱酸性溶液で外部から刺激を与えるだけで、「初期化」現象が起き、多様な細胞に変化する能力を得た。初期化は、iPS細胞のように細胞核に手を加えない限り動物では起きないとされ、生命科学の通説を覆す成果だ。

 [2014年1月31日9時1分]

2#
 楼主| 发表于 2014-1-31 18:35:04 | 只看该作者
万能細胞に山中教授も「重要な成果」

 理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の小保方(おぼかた)晴子研究ユニットリーダーらが、さまざまな細胞になる能力を持つ万能細胞「STAP(スタップ)細胞」を簡単に作製することに成功し、30日付の英科学誌「ネイチャー」に発表した。ノーベル医学生理学賞を受賞した山中伸弥京都大教授(51)のiPS細胞より簡単に作れ、応用に期待が高まっている。

 山中伸弥京都大教授 (細胞を受精卵に近い状態に戻す)細胞の初期化を理解する上で、重要な成果だ。医学応用の観点からは、人工多能性幹細胞(iPS細胞)のような細胞の新しい樹立法ともとらえることができ、人の体細胞でも同様の方法で多能性が誘導された場合、従来の方法とさまざまな観点から比較検討する必要がある。重要な研究成果が日本人研究者によって発信されたことを誇りに思う。今後、人の細胞からも同様の手法で作られることを期待している。

 [2014年1月31日8時41分]



STAP細胞「大変革」 世界が興奮、米指導教授も称賛

2014年1月30日

STAP細胞は英科学誌ネイチャーのニュース記事でも大きく紹介された=ネイチャー提供

 iPS細胞とは違う方法で、万能細胞の作製に成功した理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の小保方(おぼかた)晴子ユニットリーダー(30)らの研究は、海外メディアも大きく取り上げた。小保方さんの米国時代の指導教官も成果をたたえた。医学の将来を変えうる成果として、世界も注目している。

 小保方さんらは、マウスの細胞に弱酸性の刺激を与えるだけで、どんな組織にもなれる万能細胞「STAP(スタップ)細胞」ができることを証明した。

 英BBC(電子版)は「興奮するような驚きの発見。大変革」とするロンドン大教授の談話を掲載。再生医療の技術を「より安く早く、安全にしうる成果」と伝えた。「なぜレモンや酢、コーラを飲んでも起きないのか?」と素朴な疑問を交えながら、STAP細胞ができる仕組みを解明する必要性を指摘した。

3#
发表于 2014-2-2 17:20:40 | 只看该作者

体細胞の分化状態の記憶を消去し初期化する原理を発見

2014年1月29日
独立行政法人理化学研究所

体細胞の分化状態の記憶を消去し初期化する原理を発見

-細胞外刺激による細胞ストレスが高効率に万能細胞を誘導-
この発表資料を分かりやすく解説した「60秒でわかるプレスリリース」もぜひご覧ください。

ポイント
細胞外刺激により体細胞を迅速に多能性細胞へ初期化する方法を開発
核移植も遺伝子導入も不要な多能性の獲得という新しいメカニズムを発見
初期化された多能性細胞はすべての生体組織と胎盤組織に分化できる

要旨
理化学研究所(理研、野依良治理事長)は、動物の体細胞[1]の分化の記憶を消去し、万能細胞(多能性細胞[2])へと初期化[3]する原理を新たに発見し、それをもとに核移植や遺伝子導入などの従来の初期化法とは異なる「細胞外刺激による細胞ストレス」によって、短期間に効率よく万能細胞を試験管内で作成する方法を開発しました。これは、理研発生・再生科学総合研究センター(竹市雅俊センター長)細胞リプログラミング研究ユニットの小保方晴子研究ユニットリーダーを中心とする研究ユニットと同研究センターの若山照彦元チームリーダー(現 山梨大学教授)、および米国ハーバード大学のチャールズ・バカンティ教授らの共同研究グループによる成果です。

哺乳類の発生過程では、着床直前の受精胚の中にある未分化な細胞は、体のすべての細胞に分化する能力(多能性)を有しています。ところが、生後の体の細胞(体細胞)は、細胞の個性付け(分化)が既に運命づけられており、血液細胞は血液細胞、神経細胞は神経細胞などの一定の細胞種類の枠を保ち、それを越えて変化することは原則的にはありません。即ち、いったん分化すると自分の分化型以外の細胞を生み出すことはできず、分化状態の記憶[4]を強く保持することが知られています。

今回、共同研究グループは、マウスのリンパ球などの体細胞を用いて、こうした体細胞の分化型を保持している制御メカニズムが、強い細胞ストレス下では解除されることを見いだしました。さらに、この解除により、体細胞は「初期化」され多能性細胞へと変化することを発見しました。この多能性細胞は胎盤組織に分化する能力をも有し、ごく初期の受精胚に見られるような「全能性[5]」に近い性質を持つ可能性が示唆されました。この初期化現象は、遺伝子導入によるiPS細胞(人工多能性幹細胞)[6]の樹立とは全く異質のものです。共同研究グループは、この初期化現象を刺激惹起性多能性獲得(STAP)、初期化された細胞をSTAP細胞と名付けました。STAPの発見は、細胞の分化状態の記憶の消去や自在な書き換えを可能にする新技術の開発につながる画期的なブレイクスルーであり、今後、再生医学のみならず幅広い医学・生物学に貢献する細胞操作技術を生み出すと期待できます。

本研究成果は英国の科学雑誌『Nature』(1月30日号:日本時間1月30日)に掲載されます。

背景
ヒトを含めた哺乳類動物の体は、血液細胞、筋肉細胞、神経細胞など多数の種類の細胞(体細胞)で構成されています。しかし、発生をさかのぼると、受精卵にたどり着きます。受精卵が分裂して多様な種類の細胞に変わり、体細胞の種類ごとにそれぞれ個性付けされることを「分化」と言います。体細胞はいったん分化を完了すると、その細胞の種類の記憶(分化状態)は固定されます(図1)。従って、分化した体細胞が、別の種類の細胞へ変化したり(分化転換)、分化を逆転させて受精卵に近い状態(未分化状態)に逆戻りしたりすること(初期化)は通常は起こらないとされています。動物の体細胞で初期化を引き起こすには、未受精卵への核移植(クローン技術[7])や未分化性を促進する転写因子と呼ばれるタンパク質を作らせる遺伝子を細胞へ導入する(iPS細胞技術)など、細胞核の人為的な操作が必要になります(図2)。

一方、植物では、分化状態の固定は必ずしも非可逆的ではないことが知られています。分化したニンジンの細胞をバラバラにして成長因子を加えると、カルス[8]という未分化な細胞の塊を自然と作り、それらは茎や根などを含めたニンジンのすべての構造を作る能力を獲得します。しかし、細胞が置かれている環境(細胞外環境)を変えるだけで未分化な細胞へ初期化することは、動物では起きないと一般に信じられてきました(図2)。小保方研究ユニットリーダーを中心とする共同研究グループは、この通説に反して「特別な環境下では動物細胞でも自発的な初期化が起こりうる」という仮説を立て、その検証に挑みました。

研究手法と成果
小保方研究ユニットリーダーは、まずマウスのリンパ球を用いて、細胞外環境を変えることによる細胞の初期化への影響を解析しました。リンパ球にさまざまな化学物質の刺激や物理的な刺激を加えて、多能性細胞に特異的な遺伝子であるOct4[9]の発現が誘導されるかを詳細に検討しました。なお、解析の効率を上げるため、Oct4遺伝子の発現がオンになると緑色蛍光タンパク質「GFP」が発現して蛍光を発するように遺伝子操作したマウス(Oct4::GFPマウス)のリンパ球を使用しました。

こうした検討過程で、小保方研究ユニットリーダーは酸性の溶液で細胞を刺激することが有効なことを発見しました。リンパ球を30分間ほど酸性(pH5.7)の溶液に入れて培養してから、多能性細胞の維持・増殖に必要な増殖因子であるLIFを含む培養液で培養したところ、7日目に多数のOct4陽性の細胞が出現しました(図3)。酸性溶液処理[10]で多くの細胞が死滅し、7日目に生き残っていた細胞は当初の約5分の1に減りましたが、生存細胞のうち、3分の1から2分の1がOct4陽性でした。ES細胞(胚性幹細胞)[11]やiPS細胞などはサイズの小さい細胞ですが、酸性溶液処理により生み出されたOct4陽性細胞はこれらの細胞よりさらに小さく、数十個が集合して凝集塊を作る性質を持っていました。次にOct4陽性細胞が、分化したリンパ球が初期化されたことで生じたのか、それともサンプルに含まれていた極めて未分化な細胞が酸処理によって選択されたのかについて、詳細な検討を行いました。まず、Oct4陽性細胞の形成過程をライブイメージング法[12]で解析したところ、酸性溶液処理を受けたリンパ球は2日後からOct4を発現し始め(図3)、反対に当初発現していたリンパ球の分化マーカー(CD45)が発現しなくなりました。また、このときリンパ球は縮んで、直径5ミクロン前後の特徴的な小型の細胞に変化しました。(YouTube:リンパ球初期化3日以内)

次に、リンパ球の特性を生かして、遺伝子解析によりOct4陽性細胞を生み出した「元の細胞」を検証しました。リンパ球のうちT細胞は、いったん分化するとT細胞受容体遺伝子に特徴的な組み替えが起こります。これを検出することで、細胞がT細胞に分化したことがあるかどうかが分かります。この解析から、Oct4陽性細胞は、分化したT細胞から酸性溶液処理により生み出されたことが判明しました。

これらのことから、酸性溶液処理により出現したOct4陽性細胞は、一度T細胞に分化した細胞が「初期化」された結果生じたものであることが分かりました。これらのOct4陽性細胞は、Oct4以外にも多能性細胞に特有の多くの遺伝子マーカー(Sox2、 SSEA1、Nanogなど)を発現していました(図3)。また、DNAのメチル化状態もリンパ球型ではなく多能性細胞に特有の型に変化していることが確認されました。

産生されたOct4陽性細胞は、多様な体細胞へ分化する能力も持っていました。分化培養やマウス生体への皮下移植により、外胚葉(神経細胞など)、中胚葉(筋肉細胞など)、内胚葉(腸管上皮など)の組織に分化することを確認しました(図4)。さらに、マウス胚盤胞(着床前胚)に注入してマウスの仮親の子宮に戻すと、全身に注入細胞が寄与したキメラマウス[13](YouTube:100%キメラマウス_STAP細胞)を作成でき、そのマウスからはOct4陽性細胞由来の遺伝子を持つ次世代の子どもが生まれました(図5)。これらの結果は、酸性溶液処理によってリンパ球から産生されたOct4陽性細胞が、生殖細胞を含む体のすべての細胞に分化する能力を持っていることを明確に示しています。小保方研究ユニットリーダーは、このような細胞外刺激による体細胞からの多能性細胞への初期化現象を刺激惹起性多能性獲得(Stimulus-Triggered Acquisition of Pluripotency; STAPと略する)、生じた多能性細胞をSTAP細胞と名付けました。

続いて、この現象がリンパ球という特別な細胞だけで起きるのか、あるいは幅広い種類の細胞でも起きるのかについて検討しました。脳、皮膚、骨格筋、脂肪組織、骨髄、肺、肝臓、心筋などの組織の細胞をリンパ球と同様に酸性溶液で処理したところ、程度の差はあれ、いずれの組織の細胞からもOct4陽性のSTAP細胞が産生されることが分かりました。

また、酸性溶液処理以外の強い刺激でもSTAPによる初期化が起こるかについても検討しました。その結果、細胞に強いせん断力を加える物理的な刺激(細いガラス管の中に細胞を多数回通すなど)や細胞膜に穴をあけるストレプトリシンOという細胞毒素で処理する化学的な刺激など、強くしすぎると細胞を死滅させてしまうような刺激を少しだけ弱めて細胞に加えることで、STAPによる初期化を引き起こすことができることが分かりました。

STAP細胞は胚盤胞に注入することで効率よくキメラマウスの体細胞へと分化します。この研究の過程で、STAP細胞はマウスの胎児の組織になるだけではなく、その胎児を保護し栄養を供給する胎盤や卵黄膜などの胚外組織にも分化していることを発見しました(図6)。STAP細胞をFGF4という増殖因子を加えて数日間培養することで、胎盤への分化能がさらに強くなることも発見しました。一方、ES細胞やiPS細胞などの多能性幹細胞[14]は、胚盤胞に注入してもキメラマウスの組織には分化しても、胎盤などの胚外組織にはほとんど分化しないことが知られています。このことは、STAP細胞が体細胞から初期化される際に、単にES細胞のような多能性細胞(胎児組織の形成能だけを有する)に脱分化するだけではなく、胎盤も形成できるさらに未分化な細胞になったことを示唆します。

STAP細胞はこのように細胞外からの刺激だけで初期化された未分化細胞で、幅広い細胞への分化能を有しています。一方で、ES細胞やiPS細胞などの多能性幹細胞とは異なり、試験管の中では、細胞分裂をして増殖することがほとんど起きない細胞で、大量に調製することが難しい面があります。小保方研究ユニットリーダーらは、理研が開発した副腎皮質刺激ホルモンを含む多能性細胞用の特殊な培養液[15]を用いることでSTAP細胞の増殖を促し、STAP細胞からES細胞と同様の高い増殖性(自己複製能[16])を有する細胞株を得る方法も確立しました(図7)。この細胞株は、増殖能以外の点でもES細胞に近い性質を有しており、キメラマウスの形成能などの多能性を示す一方、胎盤組織への分化能は失っていることが分かりました。

今後の期待
今回の研究で、細胞外からの刺激だけで体細胞を未分化な細胞へと初期化させるSTAPを発見しました(図8)。これは、これまでの細胞分化や動物発生に関する常識を覆すものです。STAP現象の発見は、細胞の分化制御に関する全く新しい原理の存在を明らかにするものであり、幅広い生物学・医学において、細胞分化の概念を大きく変革させることが考えられます。分化した体細胞は、これまで、運命付けされた分化状態が固定され、初期化することは自然には起き得ないと考えられてきました。しかし、STAPの発見は、体細胞の中に「分化した動物の体細胞にも、運命付けされた分化状態の記憶を消去して多能性や胎盤形成能を有する未分化状態に回帰させるメカニズムが存在すること」、また「外部刺激による強い細胞ストレス下でそのスイッチが入ること」を明らかにし、細胞の初期化に関する新しい概念を生み出しました。

また、今回の研究成果は、多様な幹細胞技術の開発に繋がることが期待されます。それは単に遺伝子導入なしに多能性幹細胞が作成できるということに留まりません。STAPは全く新しい原理に基づくものであり、例えば、iPS細胞の樹立とは違い、STAPによる初期化は非常に迅速に起こります。iPS細胞では多能性細胞のコロニーの形成に2~3週間を要しますが、STAPの場合、2日以内にOct4が発現し、3日目には複数の多能性マーカーが発現していることが確認されています。また、効率も非常に高く、生存細胞の3分の1~2分の1程度がSTAP細胞に変化しています。

一方で、こうした効率の高さは、STAP細胞技術の一面を表しているにすぎません。共同研究グループは、STAPという新原理のさらなる解明を通して、これまでに存在しなかった画期的な細胞の操作技術の開発を目指します。それは、「細胞の分化状態の記憶を自在に消去したり、書き換えたりする」ことを可能にする次世代の細胞操作技術であり、再生医学以外にも老化やがん、免疫などの幅広い研究に画期的な方法論を提供します(図8)。さらに、今回の発見で明らかになった体細胞自身の持つ内在的な初期化メカニズムの存在は、試験管内のみならず、生体内でも細胞の若返りや分化の初期化などの転換ができる可能性をも示唆します。理研の研究グループでは、STAP細胞技術のヒト細胞への適用を検討するとともに、STAPによる初期化メカニズムの原理解明を目指し、強力に研究を推進していきます。

原論文情報
Haruko Obokata*, Teruhiko Wakayama, Yoshiki Sasai, Koji Kojima, Martin P. Vacanti, Hitoshi Niwa, Masayuki Yamato, Charles A. Vacanti
“Stimulus-Triggered Fate Conversion of Somatic Cells into Pluripotency” , Nature 2014, doi:10.1038/nature12968 (Article)

Haruko Obokata*, Yoshiki Sasai*, Hitoshi Niwa, Mitsutaka Kadota, Munazah Andrabi, Nozomu Takata, Mikiko Tokoro, Yukari Terashita, Shigenobu Yonemura, Charles A. Vacanti and Teruhiko Wakayama* “Bidirectional developmental potential in reprogrammed cells with acquired pluripotency” Nature 2014, doi:10.1038/nature12969(Letter)

* Corresponding authors



発表者
独立行政法人理化学研究所
発生・再生科学総合研究センター センター長戦略プログラム 細胞リプログラミング研究ユニット
研究ユニットリーダー 小保方 晴子 (おぼかた はるこ)

お問い合わせ先
発生・再生科学総合研究センター 国際広報室
泉 奈都子(いずみ なつこ)
Tel: 078-306-3310 / Fax: 078-306-3090
cdb-pr [at] cdb.riken.jp (※[at]は@に置き換えてください。)

報道担当
独立行政法人理化学研究所 広報室 報道担当
Tel: 048-467-9272 / Fax: 048-462-4715

詳しい :

http://www.riken.jp/pr/press/2014/20140130_1/


4#
发表于 2014-2-2 17:24:09 | 只看该作者
理研など、動物の体細胞を万能細胞(多能性細胞)へと初期化する新手法を開発:

http://news.mynavi.jp/news/2014/01/30/081/

「新型万能細胞」小保方晴子リーダーは「女子力」も高かった ネットでもさっそくアイドル扱いに:

http://www.j-cast.com/2014/01/30195486.html

白血病抑制因子 :

http://meddic.jp/%E7%99%BD%E8%A1 ... 6%E5%9B%A0%E5%AD%90

5#
发表于 2014-2-2 17:39:43 | 只看该作者
小保方晴子:

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5 ... 9%E6%99%B4%E5%AD%90

小保方晴子さんの血液型は何型だと思いますか? :

http://sentaku.org/topics/51488430

6#
 楼主| 发表于 2014-2-3 08:50:45 | 只看该作者
小保方さん、熱意違った…共同研究の若山教授



小保方さんとのSTAP研究について語る若山教授(1月31日、山梨大で)

 理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)が14-1月29日に発表した「STAP(スタップ)※」。血液細胞に外部刺激を与えるだけで、様々な組織や臓器に変化する能力である「多能性」が生まれるという新発見は、生物学の常識を覆す現象として世界中を驚かせた。

 同センターの小保方晴子さんの共同研究者として研究チームに名を連ねる山梨大生命環境学部の若山照彦教授(46)に、新発見までの道のりなどを聞いた。(聞き手・笹本貴子)

 ――STAP研究における若山教授の役割は。

 「小保方さんは今回、酸性溶液に浸すことで多能性の細胞を作ったが、酸性溶液という条件を発見する前、いろいろな刺激方法を模索していた。私は、小保方さんが作った細胞が多能性を持っているかどうか、マウスを使って判定する実験を2010年7月頃から手伝った」

 ――なぜ、手伝うことになったのか。

 「小保方さんが博士課程の3年生で米ハーバード大に留学している時、共通の知人から『多能性の判定を手伝ってほしい』とメールが届いた。刺激だけで多能性を獲得するのは動物ではあり得ないというのが当時の常識。だから、ハーバード大では誰に頼んでも判定の仕事を手伝ってくれる人が見つからず、若山に頼めば何とかなると頼んできたようだ。最初は『できるはずがない』と思ったが、あり得ないことを試すのは自分も好きだったので手伝った」

 ――多能性を確認できるまでのエピソードを。

 「判定の手法は、緑色に光るマウスが生まれてくれば多能性がある、光らなければない、というもの。当然、最初は全く光らなかった。同様の共同研究を私に持ちかけてくる人は多いが、一度失敗を伝えると、たいていの研究者は引き下がる。でも小保方さんは違った。だめだったと伝えると、更に膨大な量の実験をして失敗の原因と次の作戦を考え、『次は絶対いけるのでお願いします』と別の方法で作った細胞をすぐ持ってきた。普通とは違う熱意を感じた」

 ――小保方さんの情熱を見て、当初の「できっこない」が「もしかすれば」に変わった瞬間はあったか。

 「なかった。情熱はあってもおそらく無理だと思っていた。彼女はまだ若いし、若い頃の失敗は後々のためには良いと思っていた。今回の発見は、それぐらい常識を覆す研究成果だ。2011年末頃、緑色に光るマウスの1匹目が生まれた時は、小保方さんは世紀の大発見だとすごく喜んでいたが、私はそれでも信じられず、『どこかで自分が実験をミスしたせいでぬか喜びさせてしまったかも』と心配だった」

 ――今や全国のヒロインとなった小保方さんに続く若手研究者は今後出ると思うか。

 「彼女は次元が違い、難しいかもしれない。小保方さんのように世紀の大発見をするには誰もがあり得ないと思うことにチャレンジすることが必要だ。でもそれは、若い研究者が長期間、成果を出せなくなる可能性があり、その後の研究者人生を考えればとても危険なこと。トライするのは並大抵の人ではできない」

 ※STAP=stimulus‐triggered acquisition of pluripotency

(2014年2月3日  読売)

7#
 楼主| 发表于 2014-2-8 10:24:40 | 只看该作者
Nature:日本科学家发现多能干细胞诱导新方法 淋细酸激D甲降:

http://kaseisyoji.com/viewthread ... e%3D1&frombbs=1

您需要登录后才可以回帖 登录 | 注册

本版积分规则

关于都市网 | 服务条款 | 开放平台 | 广告服务 | 商务洽谈 | 都市网招聘 | 都市网公益 | 客服中心 | 网站导航 | 版权所有

手机版|小黑屋|Comsenz Inc.  

© 2001-2013 源码论坛 Inc.    Powered by Weekend Design Discuz! X3.2

GMT+8, 2024-6-11 18:56 , Processed in 0.086187 second(s), 21 queries .

快速回复 返回顶部 返回列表