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小林麻央がん 乳腺外科医「ステージ4なら骨や他の臓器への転移も」
市川海老蔵 小林麻央の乳がん公表
市川海老蔵、小林麻央夫妻
2010年に結婚した市川海老蔵、小林麻央夫妻
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乳がんは1996年に日本人女性の悪性腫瘍罹患(りかん)率第1位となり、現在では14人に1人の日本人女性が患っていると言われている。発生は20歳すぎから認められ、40代後半が最も多く、35歳以下での発生は死亡率が高い。
東京都板橋区の乳腺外科・ベルーガクリニックの富永祐司院長は、会見での海老蔵の発言から「ステージ3を超えて、ステージ4に入っているのではないか」と話した。ステージ4だと骨や他の臓器への転移が考えられる。手術で乳房を切除し、抗がん剤治療と進むケースが一般的。海老蔵によると、麻央は患部を取らずに抗がん剤治療から始めた。通常と治療順番が異なるが、富永院長は「見つかった時点でかなり進行していたのではないか」と話した。
また、社会貢献を目指す女医の集まり「En女医会」の乳腺外科医・尹玲花(いん・れいか)氏は「麻央さんは女性なので、(最初に)切除を望まなかったことも考えられる」とした。
[ 2016年6月10日 08:02 ]
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